皆さん、こんにちは。
守山鍼灸整骨院 院長の守山です。
突然ですが、現在育児に奮闘している人たちの中でこんな悩みはありませんか?
「寝ているときに突然子供が泣いてしまう」
「なにか機嫌が悪そうだけどなぜかわからない」
0歳から5歳くらいのお子様を育児していると、子どもの「夜泣き」や「癇癪(かんしゃく)」「ひきつけ」といった症状にお困りの方も多いと思います。
特に夜泣きに関しては、夜もなかなか寝ることができずに大変ですよね。
そこで今回は、夜泣きの原因と守山鍼灸整骨院で実際に行っている「小児はり」をご紹介します。
夜泣きは一人ひとり原因が違う
ひとことで「夜泣き」といっても、子どもによってそれぞれ「バランスの崩れ方」は異なります。
激しく夜泣きする場合
激しく夜泣きをする子どもの場合は、体温の熱をうまく発散できずに身体に熱がこもってしまっている可能性があります。こういった理由で夜泣きをする子どもは、よく髪の毛が逆立っていたり、眉間が青くなっていたりします。
当院では、小児はりで全体の流れを良くするようにしリラックスしてもらい熱を発散していきます。
あとお母さんが必要以上に厚着させている場合もあるのでその子の状態にあった生活のアドバイスも伝えさせてもらってます。
ぐずぐずと夜泣きする場合
長時間ぐずぐずと泣いている場合は、「冷え」が原因の可能性があります。小児は胃腸が完全に成長しきれていないからです。そこでお腹周りを刺激して「冷え」を取り除くようにアプローチしていきます。
「冷え」によるぐずぐず泣きを防ぐためには、ミルクの与え過ぎに注意しましょう。「赤ちゃんがお腹が減っている」と思って余計にミルクをあたえてしまった結果、冷えが悪化してしまうケースがあるからです。
小児はりとは?
小児はりとは、子ども向けの「鍼(はり)」の技法で、江戸時代後期に日本で開発された施術方法です。肌を優しく刺激することによって自律神経に作用し、血流を良くして、身体のバランスを整える効果があります。
「え、でも赤ちゃんに鍼とか可哀そう、、、」
「余計に泣いちゃうんじゃないの?」
「うちの子は注射が苦手だから無理かも、、」
「鍼」と聞くと、こんなふうに考えてしまいますよね。
しかし、実際に小児はりで使われるものは上の画像にあるような『先端が丸くて「刺さないはり」』を使用しますので心配しなくても大丈夫です。
当院でも、まだコミュニケーションの難しい時期での夜泣きや癇癪にはいろいろな原因があるため、まずは原因を追求しながら患者様に合わせた小児はりを行います。加えて生活面でのアドバイスをしたりお母さんやお父さんが自宅でできる小児はりの方法をお伝えしたりしています。
自宅でできる小児はりって?
守山鍼灸整骨院では、自宅でできる小児はりの指導も行っています。自宅では、ドライヤーや歯ブラシ、スプーンなど、自宅にある物を活用します。
最初はうまくいかなくても慣れると上手にできるようになりますので問題ありません。また、子どもと触れ合う機会が増えるので五感が刺激されて育脳にも繋がります。
小児はりは気持ちが良いものです。子どもが笑顔になることで、健康を維持するための手助けにもなります。夜泣きなどでお困りの方は一度試してみてはいかがでしょうか。
「守山鍼灸整骨院」で夜泣きや癇癪を改善しよう
守山鍼灸整骨院ではスポーツ外傷や全身調整、自律神経症状へのアプローチもしております。お問い合わせ&ご相談もお待ちしております。
(※1)医療法施行規則第十六条第一項第四号に規定する「小児」とは通常小児科において診療を受ける者をいうのであって、具体的に何歳から何歳までと限定することは困難である。
医療法施行規則第十六条に関する疑義について
(https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta0783&dataType=1&pageNo=1)