自律神経失調症に対する鍼灸

こんにちわ。八尾の守山鍼灸整骨院の守山です。

今回は最近増えている「自律神経失調症」についての症状や鍼灸治療でアプローチするツボをご紹介します。

なお、実際の施術風景は守山鍼灸整骨院のYouTubeチャンネルでも見ることができます。参考にしてみてください。

自律神経失調症とは?

自律神経失調症とは自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスがくずれて身体的症状や精神的症状を起こしてしまった状態です。

自律神経が崩れる原因は、会社や人間関係の「精神的ストレス」や「身体的ストレス」といわれています。

当院にも、年々自律神経失調症の鍼灸で来院される方が増えています。

そこで、まずは実際に自律神経が乱れているときに発症する身体的・精神的症状をご紹介します。当てはまる症状が多い場合は、医療機関への受診をおすすめします。

「自律神経失調症」の症状

身体的症状

  • めまい
  • 頭痛
  • 動悸
  • 不眠
  • だるさ
  • 食欲不振
  • 下痢
  • 便秘
  • 耳鳴り
  • 生理不順
  • ほてり

など

精神的症状

  • 不安感
  • イライラ
  • 憂鬱

など

鍼灸でアプローチをする

鍼灸で直接自律神経に関わるツボを刺激することで「交感神経」「副交感神経」のバランスを整える効果が期待できます。

当院では、「優しい鍼」を使ってできるだけ患者さんにリラックスしてもらいながら施術を行います。そのほうが過敏になった自律神経をうまく調節できるからです。

また、患者さんの症状や状態に合わせて、鍼灸のアプローチの仕方や鍼、お灸の強さを変えています。

実際に当院で、よくアプローチしているツボは以下の5つです。

  • 太衝(足の甲)
  • 三陰交(内くるぶし)
  • 足三里(膝下)
  • 中かん(おへその上)
  • 関元(おへその下)

「太衝」「三陰交」「足三里」などは、次回の施術までのセルフケアとして自宅でお灸をしてもらうこともあります。また、自律神経が崩れるとお腹が張った感じがしたり息が浅くなったりします。そこで、お腹のツボである「中かん」や「関元」にアプローチして改善を図ります。

お腹の冷えはすべての不調にもつながるので、日頃からセルフケアを行うことはとても大切です。当院では「枡灸」という道具を使って、腹部や背中といったツボが集約している部位全体にアプローチをすることもあります。「枡灸」は自宅でも1時間くらいで作ることも可能なので、セルフケアにもってこいのアイテムといえます。

自律神経の乱れには「守山鍼灸整骨院」

自律神経失調症でお困りの方は、「1つの症状で苦しんでいる」というよりも「いくつもの症状が重なって苦しんでいる」といったパターンがとても多いです。
鍼灸でアプローチすることによって、「夜中に目が覚めない」「ご飯が食べられるようになった」「動悸が収まった」「呼吸がしやすい」「眩暈がでなくなった」など、普段の生活で困っていたことが改善して楽になることが多いがあります。
自律神経失調症でお困りの方は、ぜひ鍼灸を試してみてください。

なお、実際の施術風景は守山鍼灸整骨院のYouTubeチャンネルでも見ることができます。参考にしてみてください。